ヒートエクスチェンジャー「ECO-tube」
”ECO-tube”とは、肉厚の特殊加工したチューブを熱交換の伝熱管とし、主に高熱排ガスからエネルギーを奪い、高い省エネ効果を発揮し、かつコンパクトで狭いスペースに設置が可能です。
フライヤーの排気筒から放出される高熱排ガスから熱を奪い、その熱により更に油を加熱します。
ボイラー等、他加熱装置にも応用可能です。一度ご相談ください。
4つの特徴
- 1.優れた省エネ効果・CO2削減効果
-
- ・チューブ自身をフィン状に加工することにより、伝熱面積の拡大・熱吸収率のアップ
- ・放出される排気熱を利用することにより、バーナー燃焼時間の短縮・排気温度の低下
- 2.コンパクトなサイズ
- フライヤーの排気筒・循環濾過の油配管に組込み
- 3.高い耐久性(SUS316使用・チューブ加熱温度 約450度)
- 熱膨張による金属の伸びを、変形加工したチューブが吸収
- 4.伝熱面の汚れの付着防止
- チューブ形状による乱流が強力なセルフクリーニング作用を発揮
油配管フロー図
実測値データ
対象のフライヤーにECO-tubeを取り付けた場合の実測値
- 対象
- 当社FF型フライヤー
- 油量
- 約100L(全油量 約125L)
- バーナー発熱量
- 64,000kcal/h
- 循環ポンプ(濾過機)
- ON
昇温時間(26度~185度) | ”ECO-tube”付き | 26分30秒 | 約20%の時間短縮 |
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”ECO-tube”無し | 33分05秒 | ||
排気温度(Max) | ”ECO-tube”付き | 245度 | 約42%の温度降下 |
”ECO-tube”無し | 423度 | ||
排気温度(Max) | ”ECO-tube”付き | 7.07kg-co2 | 約20%の排出削減 |
”ECO-tube”無し | 8.83kg-co2 |
高効率フライヤーなら岩瀬製作所にお任せ下さい!
加熱方式の工夫により、加熱効率70%以上と高効率化を実現しました。
高効率フライヤーは、ナベ底加熱後の排ガスを熱交換器に通して、バーナー供給エアーを約250℃に上昇させて供給し、燃焼効率をアップさせ、さらに排気ガスを約100℃に下げて排出します。
排気温度が油温以下になる事で、作業環境の向上と空調エネルギー費用の抑制にもつながります。
また、燃焼炉内に燃焼ガスの流路を形成し、さらにナベ底に特殊ピンを溶着することによって油槽内の油を効率よく加熱します。
現在、厚揚げフライヤーやがんもどきフライヤーで採用しております。
気になる方は是非一度ご相談下さい。

※大阪ガス技術提携